2013年 05月 19日
雑草を生かす
母は園芸種でない雑草は一本残らず抜き取りたい主義なので
最初は徹底的に抜いていましたが。。。
抜いても抜いても生えてくるよね。。雑草。。
しかし作業をしているうちに面白いことも発見!
一戸建ては家の周囲4方向が土ですが
方向によって生えている雑草の種類が違うのです。
そして良く見るとなかなか可愛い花もあり
背丈が低く綺麗な雑草はグランドカバーにしたほうが
雑草取りが楽になる上に見た目も良いんじゃないかと思うようになりました。
そこで雑草のことを調べてみると。。。ありました!
私が考えているのと同じことが書かれている本を見つけたのです。
雑草を生かす方法が色々書いてあり
母も私が勝手に考えた方法では心配が拭えなかったそうですが
この本を見て少し安心したそうで。。w
改めて雑草の名前を調べて
抜き取る草と残す草を選んで様子を見ることにしました。
特に家の北側のトイレやお風呂場の外に面する細い通路は
日当たりも土も悪いのですが
そんな過酷な場所でも繁殖している2種類の草を選びました。
ムラサキ色の小さな可愛い花が咲く「トキワハゼ」
これはまだ名前がわからないけれど緑が綺麗で
今まで取り除いていましたが増やせばグランドカバーになりそう!
東側の庭には。。
春の七草で黄色い花が可愛くて名前も素敵な「ハハコグサ」
西側には。。
これは母が「取るとニラ臭いしひょろひょろした葉がみっともない。」と嫌っていたので
何年も前から球根をシャベルで掘り返し球根を取り除いていましたが。。
掘り返すほどに取りきれない小さな球根があちこちにばら撒かれ
花が咲かないひょろひょろの葉ばかりが
そこら中に広がる厄介者でした。
ところが今日、庭木の陰で花が咲いているのを発見!
白く清楚で香水のようなとても良い香りがしました。
改めて調べたら「ハタケニラ」でした。
母はあまり好きではないようでしたが。。私は好きなので
球根を一か所にまとめて手入れして綺麗に咲かせることにしました。
↑
実は最初に「ハナニラ」と間違えたのですが
後でよく調べたら「ハタケニラ」という強害草だそう。。
私が思っていた通りに除去しようと下手に掘ると
小さな球根(鱗茎)が周囲に散らばりますます増えます。
除去するには土ごと堀取り除草剤をかけなくてはいけないそうです。
これからは上手に土ごと堀取ることにしました。
雑草も生態がわかると対処がわかります
徹底的に取り除くのは「カタバミ」(繁殖力が強すぎ)
「シダ」(繁殖力が強くシランの根の間に生えると抜けない)
「ツタ(正式名不明)」(繁殖力が強く長~くなる)
「ドクダミ」も地下茎が残っている限り根絶はできないけれど
何本か残して花を咲かせても良いかな?
それから今日は咲き終わったノースポールの後に
ゼラニウムやインパチェンス、日々草の苗を植えました。
秋にはここをハーブガーデン風にする予定♪